2015/08/03

真夏の田舎暮らし

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(干しては梅酢に戻す作業を3日続け、その後3日かけて干し上げて、今年もおいしそうに仕上がりました。お天気がよすぎて塩を吹きました・笑)

 梅雨明けが例年に比べるとやや遅れましたが、梅雨が明けてからは夏の土用らしい、いいお天気が続きそろそろ雨がほしくなってきました。長かった梅雨の間に大きく成長した雑草さんたちと毎日たわむれていますが、先にこっちが参りそうです。ただ、乾いているので引き抜いた草は復活することなく、きれいに枯れます。
 今日は休日で、暑いので夫を仕事に送り出してから朝のうちに茶畑へ行ってきました。ノクボという杉林を抜けた山の尾根にある茶畑なのですが、間に赤線(昔からの道)が通っており、赤線を挟んで西側の小さな茶畑はもう耕作をやめることにしました。南と北を放棄茶園にはさまれ、西側は同じく放棄された茅場になっており、赤線以外の三方からワラビ、ヘクソカズラ、クズ、カヤの猛攻撃を受けておりまして、年々ひどくなった上、この前マムシも出没しまして、やぶになればなるほどスズメバチも怖いし「こりゃもうてこにあわん(手に負えない)」という結論に達しました。一生懸命世話をしてきたのに残念です。赤線の東側はしばらくの間はこれまで通り茶畑として管理するつもりです。
 遅かれ早かれ、今世話をしている嫁ぎ先の茶畑はすべてこういう結末を迎えるのは必至で、どのタイミングで判断するか、毎年悩みつつ続けています。伝統文化も然り、農業も然り、すべては人が暮らしを営む中で育まれ、伝えられていくことであって、住民がその場所にいなくなればどのような手を尽くしてもやがて失われます。田舎暮らしというのは、日本という国が、何を大切に思い、これからどういう国づくりをしていくのか、そしてその中で私たちひとりひとりが果たすべき役割とは何なのか、目の前に突きつけられて生きていく暮らしです。
2015年